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【レポート】山下浩生主宰 第10回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会の様子

【レポート】山下浩生主宰 第10回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会の様子

11月20日(日) 18:00~21:00 旧ドルチェ楽器大阪店9階にて

第10回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会を開催しました。

曲目

・A.Reed : Two Bagatelles for Four Trombone
・E. Ewazen : Grand Canyon Octet

当日の様子

当日は、参加者だけでなく聴講者の方も数名いらっしゃり、とても賑やかなトロンボーンアンサンブルを楽しむ会となりました。

初めにブレストレーニングやバズィングから皆さんと一緒に取り組みました。

バンドや個人練習にて、呼吸法をしっかり取り組まれている方は多くいらっしゃると思います。

ですが、呼吸法を行う目的や実際に演奏で取り入れることに関して、正しく認識し活かせているでしょうか。

今回は、アンサンブルを楽しむことに加えて、音出しをする際の目的やポイントを一緒に再確認する時間を設けました。

マウスピースでバズィングをしている様子です。

普段口慣らしのためや、自分の吹きやすさを重視したバズィングを行なっている方が多いと思います。実際に楽器を演奏したときに、響きのある温かいサウンドを奏でるためのバズィングのポイントを伝授していただきました。

吹きやすさを重視したバズィングと、楽器の演奏に反映するためのバズィングでは音の違いがかなり感じられました。

実際にバズィングを活かして参加者の方が吹かれた時、音色の変化に聴講者も驚きでいっぱいでした。

今回は「2つのバガテル」をパートを重ねてアンサンブルしました。

参加者の中にバストロンボーンの方がいらっしゃらなかっため、テナーで低音にもチャレンジしました。とても低い音にも挑戦し、楽しみながら取り組んでおられる様子でした。

初対面同士でもアンサンブルをしていると、自然とコミュニケーションが生まれ、温かい素敵な空間でした。

フリートークをされている際は、参加者の皆さんの表情もとても笑顔で楽しい時間になりました。

最後は、前回から続けて取り組んでいる「Grand canyon」全楽章アンサンブルしました。実際に、大きな音で常に演奏するのではなく、周りの音を聴きながら少しずつアンサンブルを取り組んでいます。

大曲なため、参加者の皆さんは隣の方々と「しんどいですね」とおっしゃっていますが、不思議ととても笑顔で「しんどいけど楽しい」とのお声をたくさん頂いています。

今後どのようなアンサンブルになっていくのかとても楽しみです。

まとめ

第10回目を迎え、毎月ご新規の参加者様がお越しくださり、常に新しい音楽が繰り広げられています。

参加者の皆さんのお声を大切に、日々新しい取り組みや改善に力を注いでいます。

今回は特に聴講者様が多く、とても素敵な傾向だと感じています。

アンサンブルを楽しむだけでなく、ウォームアップも取り入れ、「楽しみながら技術と知識を得られるアンサンブル会」になっていると感じます。

このアンサンブル会では、学生さんの参加で親御さんが付き添われているのも大歓迎です。

また小さいお子様がおられてなかなか…と思われている方も、ぜひお子様と一緒にいらしていただけます。実際に、第0回から来てくださっている参加者様のお付き添いで赤ちゃんも聴講しております。

大音量の中、とても楽しそうに聴講しており、参加者さま皆さん大変癒されております。

『トロンボーンアンサンブルを楽しむ会』は、月に一回ドルチェ・アーティストサロン9階にて開催しております。
次回は、12月25日(日)18:00~21:00 クリスマススペシャル 開催予定です。

 

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