【レポート】山下浩生主宰 第14回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会の様子
3月25日(土) 15:00~18:00 ドルチェアートホールOsakaにて
第14回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会を開催しました。
曲目
・フンパーディンク / ヘンゼルとグレーテル序曲
・シベリウス / フィンランディア
・エワイゼン / グランドキャニオン組曲
当日の様子
第14回では、新ドルチェアートホールOsakaにて開催し、舞台上での大編成アンサンブルを味わうことができました。
普段は座奏でのアンサンブルですが、今回はホールの響きを感じるべく立奏で行いました。そのため、こまめに休憩をとりつつ進めていきました。
初めは、ブレストレーニングからフリーバジング、マウスピースでのバジングなど、土台となるメニューから一緒に取り組みました。
まずは楽器を吹く上で必要不可欠な呼吸について一緒に考えてからバジングへ繋げることによって、より楽器を実際に演奏した際に、響きのある豊かな音色へと変化していきました。
そして今回は、まず初めにトロンボーン大編成でのヘンゼルとグレーテル序曲、フィンランディアを演奏しました。
曲目を聴いたその段階から、参加者皆さんのワクワクされている様子が見られ、とても充実された時間になりました。
ヘンゼルとグレーテル序曲では、トロンボーンの豊かな温かい音色でのハーモニーが奏でられ、フィンランディアでは金管楽器らしい豪華で華やかなアンサンブルとなりました。
曲目に応じた意識すべき点だけに留まらず、アンサンブルする上での意識すべき点に関してもお話をされました。楽しみつつ、実際に少しの意識だけで演奏に変化が見られ、素敵なアンサンブルの時間となりました。
そして以前から取り組んでいるグランドキャニオン組曲を取り組みました。
参加者の皆さんは、ホールでの響く演奏、そして豪華なプログラム、また客席で聴講や見学されている方がいるという整った環境での「トロンボーンアンサンブルを楽しむ会」ということもあり、最高にアンサンブルを楽しまれている様子でした。
また、聴講されている方々にも楽譜をお配りし、一緒にアンサンブルを体感していただくことができました。
まとめ
今回は開催場所が違うこともあり、よりホールの音響の整った環境で重厚なトロンボーンの響きを味わっていただくことができました。
普段のアットホームな環境に加えて、皆さんのワクワクが溢れていた素敵な充実したアンサンブル会となりました。
どのような編成での作品でも、参加者全員で取り組めるので、無理なく安心してご参加いただける環境になってきていると思います。
参加者皆さんのおかげで、笑顔の耐えないリフレッシュできる素敵なアンサンブル会となっており、嬉しく思います。
初めての参加で悩まれている方でも、気軽に聴講していただけます。
