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【レポート】山下浩生主宰 第8回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会の様子

【レポート】山下浩生主宰 第8回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会の様子

9月11日(日) 18:00~21:00 旧ドルチェ楽器大阪店9階にて

第8回トロンボーンアンサンブルを楽しむ会を開催しました。

曲目

・Arioso / J.S.Bach
・Grand Canyon Octet / E.Ewazen

当日の様子

前回から約2ヶ月ほど間が空きましたが、今回も多くの方にお集まりいただき、充実した大迫力なトロンボーンアンサンブルを楽しむ会となりました。

これまでは様々なアンサンブル作品を多く取り上げ、大編成で楽しみながら進めていきましたが、今回から更に中身の濃い内容へと改善しました。

初めに参加者の皆さんと「トロンボーン教則本アーバン」を使用してウォームアップを行いました。

楽器を吸う上で必要な量のブレスだけでなく、特に楽器に流し込む息の量を意識して行いました。参加者の皆さんも、普段の癖でたくさん吸うことに慣れてしまっている方が多かったようですが、ワンポイントアドバイスによって、参加者全員の音色がとても豊かになり、ホール全体が響いていました。

無理をせず、自然に心地の良い音色で演奏するための方法や意識をウォームアップで吸収できる時間となりました。

ウォームアップの後は、初めにカルテットにアレンジされている「Arioso」を大編成で演奏しました。

伴奏と旋律が分かりやすく分かれている作品なので、カルテットで演奏するときとは違う大編成の重厚なハーモニーを感じました。

ゆったりしている作品を演奏するときに、トロンボーンの特徴でもあるスライドの動かし方や息の流れ、更に、埋もれそうになる音域での旋律の引き立たせ方など、皆さんと一緒に練習する中で随時ポイントを実践で演奏される姿も見られました。

アンサンブルだけでなく吹奏楽やオーケストラに所属されている方でも取り入れることのできる方法を、たくさん知ることができ、実際に初めて集まる参加者の皆さんとは思えないほど、みるみるアンサンブル力が上がっているのを感じました。

前回に引き続き、「Grand Canyon Octet」を全楽章少しずつ譜読みから取り組みました。

臨時記号や調号など演奏するのに惑わされる箇所もありますが、フレーズごとに少しずつ整理しながら練習を行いました。

参加者の方の中には、近々この作品を演奏するかもしれないと思いご参加されている方もおられました。皆さん一人一人のご参加の意気込みや目的は違いますが、演奏を楽しんでされている姿は共通して見られて素敵なアンサンブルの機会だと感じました。

まとめ

今回からウォームアップの時間を設けました。

それにより、アンサンブルを取り組んだ時の参加者皆さんの音色や、曲として仕上がるスピードが遥かに上がっているのを感じました。この変化を踏まえて、今後もウォームアップの時間を作ろうと考えています。

3時間のアンサンブルの時間がとても中身の濃い演奏機会となり、参加者皆さん口が疲れてきていると思いましたが、お帰りになる際は笑顔で充実されているのを感じました。

初めての参加を検討されている方にとっては、不安に思われて躊躇されている方もおられるかもしれません。ですが、実際にこの「トロンボーンアンサンブルを楽しむ会」は毎月初めて参加される方がいらっしゃいます。

また、細かく指摘しあうなどのことはなく、何人かで一つのパートを演奏するので、安心してご参加いただける空間作りを心がけています。

『トロンボーンアンサンブルを楽しむ会』は、月に一回ドルチェ・アートサロン9階にて開催しております。

次回は、10月16日(日)18:00~21:00開催予定です。

 

 

 

 

 

 

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